MRSA保菌者
MRSAという多剤耐性菌、つまり抗生物質の効かない怖いばい菌がいるのですが、入院などをするとそれが鼻などについてしまう人がいます。
ただついているだけで、肺炎や副鼻腔炎などの病気にかかっているわけではありません。
このような方をMRSA保菌者といいます。
先日私が往診で治療している患者さんが福祉施設に泊まることになり、泊まる先を探していたのですが、2カ所の福祉施設でMRSA保菌者であるということで、宿泊を断られてしまいました。
MRSA保菌者は他の方よりも消毒などにより注意をするだけで問題がなく、MRSA保菌者と言うことで施設利用を断ることはC型肝炎などを理由に断ることと同じことで、施設利用にあたって差別を加えたことになります。
非常に残念なことでしたが、福祉施設の方にももっとよく勉強していただき、正しい運営をして欲しいものだと思いました。
実際に断られた本人と家族の方にも非常にいやな思いをさせてしまい、本当に残念なことになってしまいました。
